ヒゲ脱毛のレーザー脱毛機器を全種類解説【種類ごとに痛みが変わる】

クリニックで脱毛しようとする際、各クリニックで導入する脱毛機器が違うため「本当にこの脱毛機器は自分に合っているのかな…?」と迷ってしまいますよね。

脱毛機器の種類は多いため、一見すると、どんな違いがあるかはわかりません。

しかし、下記のような項目ごとに見ていくと、それぞれの違いがはっきり分かり、あなた自身にあった脱毛機器を見つけることができます。

脱毛機器の種類に関して「よく分からないなぁ…」という方は、上記のポイントも参考にして、最終的に利用する脱毛機器を選んでみてくださいね。

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脱毛機器の違いを見る前に「レーザー自体」の種類を知るべし！

クリニックによって導入する脱毛機器は異なり、その種類によって痛みの感じ方や効果の出方に少し違いがあります。

そこで、さっそく脱毛機器を説明したい…ところですが、その前にまず「レーザーの種類」を知る必要があります。

ここでなぜ、脱毛機器を知る前に「レーザーの種類」を知る必要があるのでしょうか。

実は、各クリニック間で導入する脱毛機器の種類は異なるものの、照射するのは3種類のレーザーのうちどれかを照射しているに過ぎません。

つまり「脱毛機器の種類」を知るというよりは「照射するレーザーの種類」を先に知る方が、脱毛機器を選ぶ基準がより明確になります。

したがって、まずはレーザーの種類を見ていきましょう。

 

レーザーは大きく分けて3種類ある【これだけ知っておけばOK】

レーザーには「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ヤグレーザー」の3種類があります。

脱毛時に照射するレーザーは細かく見ると違いが多いです。

そのため「どのポイントを重視して選べばいいの？」と思う方もいるかもしれませんが、最初は各ポイントを細かく見る必要はありません。

なぜなら、効果や痛みが各レーザー間で違うのは「ある1つのポイント」が大きく関わっているからです。

3種類のレーザーで大きく違う「波長」

レーザーの効果や痛みを分ける大きなポイント。

それはレーザーの「波長」にあります。

この波長の違いによって、脱毛効果や痛みがそれぞれのレーザーで異なるのです。

では次に、波長の違いによるレーザーの特徴や、それぞれどのような人に向いているかをみていきましょう。

 

3種類のレーザーってそれぞれどんなものなの？

アレキサンドライトレーザー【一般的】

アレキサンドライトレーザーは数あるレーザーの中でも歴史が古いです。

脱毛時にジェルを肌に塗る必要がなく、施術時間も短時間で済むのが特徴です。

また、ヒゲ脱毛のほかにも美容皮膚科では「しみ」や「ニキビ」などの治療にも使用されるため、美肌効果も併せて期待できるのは大きなメリットだと言えます。

アレキサンドライトレーザーのメリット・デメリット

アレキサンドライトレーザーは最も多く普及しているレーザーですが、特に以下のような方にオススメです。

 

ダイオードレーザー【一部のクリニック限定】

ダイオードレーザーは3種類で比較すると波長の長さが中間に位置し、産毛や日焼け肌でも脱毛が可能というのが大きな特徴です。

また、ダイオードレーザーを使う一部の脱毛機器は他の脱毛機器と比べて、照射時の痛みが少なく「脱毛時の痛みが気になる…」という方には特にオススメのレーザーだと言えます。

ダイオードレーザーのメリット・デメリット

ダイオードレーザーの特徴を踏まえると、以下のような方にオススメだと言えます。

 

ヤグレーザー【少し珍しい】

ヤグレーザーは3種類のレーザーの中で「最も波長が長い」ため、皮膚の奥深くまで熱エネルギーが伝わります。

そのため、脱毛効果も一番高いことが期待できますが、それに比例して「脱毛時の痛み」もかなり強いのが特徴です。

ヤグレーザーは導入するクリニックが比較的少ないため、利用を検討する際は事前にクリニックで確認する必要があります。

ヤグレーザーのメリット・デメリット

メリット・デメリットを踏まえると、ヤグレーザーは以下のような方と相性が良いです。

ここまで見てきた3種類のレーザーの種類を一言でまとめると、以下の通り。

レーザーはそれぞれ大きく特徴が異なります。

それでは、3種類のレーザーの特徴を踏まえて、具体的な脱毛機器の種類を見ていきましょう。

 

脱毛機器は大きく分けて4種類【利用メリットは異なる】

クリニックで使用される脱毛機器は種類がたくさんありますが、全部を覚える必要はありません。

最低限知っておくべき機種は多くのクリニックで使われている「7種類」だけです。

「アレキサンドライトレーザー」を照射する脱毛機器

ジェントルレーズ・ジェントルレーズPRO

出典：KS SKIN CLINIC

脱毛目的だけでなく、シミや肌のくすみ、黒ずみなどの治療にも用いられ、レーザーの照射と同時に冷却ガスを噴射するのが特徴です。

中でもジェントルレーズPROは国内で初めて厚生労働省の薬事承認を得た脱毛機器であるため、脱毛機器としての歴史も長いです。

ジェントルレーズが照射範囲が直径18mmなのに対し、ジェントルレーズPROは直径24mmまで大きいです。

そのため、美肌効果は変わらないものの、施術時間はジェントルレーズPROの方が短いです。

 

ジェントルレーズ・ジェントルレーズPROを実際に利用した人の声

・効果がかなり怪しい→ウルトラ美肌脱毛

・まだ未知数な部分が多い→メディオスター

・誰でも最低限の効果は得られそう→ジェントルレーズ（アレキ）

・男性のヒゲに効果抜群→ライトシェア（ダイオード）、ジェントルヤグ&ジェントルマックスプロ（ヤグ）

有名どころならこんな感じのイメージ

— まんぞー (@toaru_gomo) 2019年6月22日

シェントルレーズ(PRO)は脱毛機器の中でも一般的に多く普及して使われる脱毛機器のため、脱毛効果は保証されています。

多くのクリニックで導入されているため、初めての脱毛がシェントルレーズ(PRO)であれば安心して受けることができます。

ジェントルレーズ・ジェントルレーズPROを導入するクリニックはここ！

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「ダイオードレーザー」を照射する脱毛機器

ダイオードレーザーを使用する脱毛機器は2種類あり、それぞれ照射の仕方が微妙に異なります。

どちらの方式を選ぶかで、脱毛時に感じるメリットが異なるため、利用する際は違いをよく理解しておくようにしましょう。

 

ライトシェアデザイア・ライトシェアデュエット

出典：ドクターコバ

ライトシェアシリーズは世界で初めてアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)から認可を受けており、ライトシェアデュエットの後継機としてライトシェアデザイアが生まれました。

ライトシェアデザイア・ライトシェアデュエットはショット式で照射するタイプで、両機種とも「皮膚を吸引」してレーザーを照射する部分が特徴です。

どちらも大小で大きさが異なるヘッドを使って照射するため、あらゆる範囲での脱毛に対応できます。

皮膚吸引による照射を行うことで、レーザーの打ち漏れを防ぎ「まんべんなく確実に」脱毛することが可能になります。

とはいえ、2機種間での大きな違いはあまりないため、どちらを選んでも同じ脱毛効果を得ることができます。

 

ライトシェアデザイア・ライトシェアデュエットを実際に利用した人の声

ヒゲ脱毛をメディオスターからライトシェアに変えたらアゴはまだ我慢出来たけど鼻下の痛みがヤバくて涙出るレベルだった

— うさぎさん (@usagi_hare) 2017年9月17日

ライトシェアでヒゲ脱毛やってもらったけど痛み全然余裕だったわ　鼻の下や口周りは確かに激痛だったけど一瞬だけだし大したことないわ　事前に飲んだロキソニンが効いたのかな

— Liar (@Liar_grp) 2017年11月11日

同じダイオードレーザーを使う「メディオスターNeXTPRO」と比べると、ライトシェアシリーズは少し痛みが強いようです。

とはいえ、痛みをなるべく減らしたいのであれば、メディオスターNeXTPROの次に検討してみるのもいいですね。

 

ライトシェアデザイア・ライトシェアデュエットを導入するクリニックはここ！

 

メディオスターNeXTPRO

出典：株式会社メディカルユーアンドアイ

メディオスターNeXTPROは「蓄熱式」でレーザーを照射するタイプの脱毛機器で、他の機器と比べるとレーザー出力は少し低く、脱毛時の痛みが少ないのが特徴です。

「レーザー出力が低いと、脱毛効果も薄れるのでは？」という意見もありますが、これについては心配する必要はありません。

なぜなら、メディオスターNeXTPROはレーザー出力が低くてもちゃんと脱毛ができる仕組みがあるからです。

従来は、私たちの皮膚の深くにある毛を作り出す組織「毛乳頭」を破壊することで脱毛が行われていましたが、毛乳頭へは高出力レーザーでなければ深いところまでダメージを与えられませんでした。

また、高出力のレーザー照射のため、痛みも強くなるのがデメリットでした。

そんな中で登場した「メディオスターNeXTPRO」は毛乳頭よりも浅い部分に位置する「バルジ領域」にレーザーを照射するため、従来よりもレーザーを高出力で照射する必要がなくなったのです。
※最近では、バルジ領域のみを破壊しても脱毛効果はあるという研究データが出ています

その結果、痛みを少なくした脱毛が実現しました。

さらに、メディオスターNeXTPROはバルジ領域のみを照射対象とするため、メラニン色素が薄い産毛などにも脱毛効果があるのも隠れたメリットです。

 

メディオスターNeXTPROを実際に利用した人の声

現在医療脱毛で主流のアレキサンドライトレーザー(機種名:ジェントルレーズなど)によるヒゲ脱毛の痛さが80だったとしたら、バルジ領域のみを標的とするダイオードレーザー(機種名:メディオスターNextPro)によるヒゲ脱毛の痛さは、20〜30位だと思います。

— sinodama 🏳️‍🌈 (@sinodama) 2018年10月4日

ヒゲ脱毛は絶対ヤグレーザーがおすすめ。初回は痛みがすごいけど回数重ねるごとに段々と減る。メディオスターは痛みがほとんどないけどあまり綺麗にならず、効果が高いのは絶対ヤグレーザー。

— さんひょく (@nogriim) 2019年2月9日

メディオスターNeXTPROは「痛みが少ない」のが最大の特徴です。

最新の脱毛機器のため、脱毛の症例が少なく、脱毛効果が多く証明されているわけではないため、賛否両論ある部分もあります。

しかし、脱毛時の痛みを大幅に減らした脱毛機器は「メディオスターNeXTPRO」しかないため「脱毛時の痛みを避けたい方」はメディオスターNeXTPRO一択だと言えるでしょう。

 

メディオスターNeXTPROを導入するクリニックはここ！

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「ヤグレーザー」を照射する脱毛機器

ジェントルヤグ・ジェントルマックスプロ

出典：ドクターコバ

ヤグレーザーを照射するジェントルヤグ・ジェントルマックスプロはレーザーの波長が長く、脱毛機器の中で脱毛効果が一番高いのが特徴です。

毛根の奥深いところまで熱エネルギーが浸透するため「特にヒゲが濃くて脱毛しきれるか心配…」という方も安心して利用できます。

肌の新陳代謝も促すため、シワや毛穴の開きなどの改善効果も期待できます。

ちなみに「ジェントルマックスプロ」はヤグレーザーだけでなく、アレキサンドライトレーザーも同時に照射するため、効果の高い脱毛機器で迷われている場合はジェントルマックスプロを選べば間違いありません。

 

ジェントルヤグ・ジェントルマックスプロを実際に利用した人の声

３回目のヤグレーザーでヒゲ脱毛おわり。
いたかったよ～～～～～(;_;)
ただの痛いじゃない。
かなり痛い。
我慢するコツは、目的を持つこと。

— 社長 (@dna9929) 2019年6月18日

ヒゲ脱毛1回でだいぶ薄くなった気する。ヤグレーザー半端ねえって

— そるち (@solty666) 2019年3月30日

医療用ヒゲ脱毛を考えてる男達に告ぐ、
はじめから「YAGレーザー」にしたほうが良い。
ヤグレーザーは痛いけど照射効果が絶大だから一瞬の痛みというリスクを取ればメリットが大いに得られる。
照射効果の薄いレーザーだと時間がかかるし笑気麻酔も使うなら費用も毎回かかるし早く終えた方が良い◎！

— たちばな@女性向けシチュエーションボイス (@_tcbana) 2019年2月15日

ジェントルヤグ、ジェントルマックスプロを利用した方の中には「かなりの痛みを感じた」という意見も多いです。

しかし、その分脱毛効果を実感している部分も多いため、痛みを少し我慢できる方はジェントルヤグ・ジェントルマックスプロは特にオススメです。

 

ジェントルヤグ・ジェントルマックスプロを導入するクリニックはここ！

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レーザー脱毛機器の比較まとめ【結論あり】

今回ご紹介した多くの脱毛機器を見て「結局どの脱毛機器を選べばいいか分からない！」と思う方もいるかもしれません。

そんな方は、最終的に下記を参考にしてみてください。

 

クリニック選びで迷ったら、脱毛機器をもとに選ぶのもアリ

クリニックの選び方でもお伝えしていますが、利用するクリニックを決める際は、導入する脱毛機器とあなた自身の相性で選ぶのもいいでしょう。

また、もし「実際の脱毛機器を試したい」ということであれば、クリニックで無料のテスト照射をうけてみるのがオススメです。

実際に体験することで、痛みのレベルが分かり、脱毛時のイメージもつかみやすくなります。

ぜひ今回の記事を参考にしながら、あなたに合った脱毛機器を見つけてみてくださいね。

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