今回のお悩み
肌にほくろが結構あるけど、ヒゲ脱毛の時って何か悪影響はあるの?
万が一ほくろを避けて照射されたら、ほとんど脱毛効果がなくなっちゃうよね…。
実際は、ほくろがあっても脱毛できるか教えてください。
ヒゲ脱毛は毛の黒い色素(メラニン色素)に反応するレーザーを照射して脱毛を行います。
ヒゲ脱毛はこうした仕組みのため、一部では「ほくろがあると脱毛はできない!」と噂されているようです。
こういった噂を見ると、ちょっと不安になりますよね。
でも、この噂は「半分ホントで、半分ウソ」
実は、ほくろには「脱毛できるもの」と「できないもの」の2種類があります。
今回は、そんな「ほくろとヒゲ脱毛」に関する様々な疑問にお答えしていきます。
もう、ほくろがあるからといって、ヒゲ脱毛をためらわなくて済みますよ!
記事の目次
ほくろがあってもヒゲ脱毛が可能な3つの理由
ほくろがあってもヒゲ脱毛ができるのは3つの理由が関係しています。
ほくろ肌でも脱毛可能な3つの理由
- 保護シールでほくろを隠したヒゲ脱毛ができるから
- レーザーなどの出力を調整することができるから
- 脱毛機器の中には「ほくろ治療」が可能なレーザーを照射する機種があるから
それぞれ重要なポイントですので、1つずつよく確認していきましょう。
保護シールでほくろを隠したヒゲ脱毛ができるから
クリニックでは、ニキビやほくろなどへのレーザー照射を避けるために、シールなどを貼ることがあります。
これにより、たった1つのほくろのためだけに、レーザーの照射範囲を大きくずらす必要がなくなります。
また、このシールは基本的に無料のクリニックがほとんど。
なので、追加料金の心配をする必要はありません。
レーザーなどの出力を調整することができるから
ほくろの種類やクリニック側の判断によっては、レーザーの出力を下げて脱毛を行う場合があります。
なぜなら、レーザーの出力を下げれば、その分ヤケドなどが起きるリスクも下げられるからです。
もちろん、脱毛前にこちらから「ほくろが心配なのでレーザー出力を落として欲しい」と要望すれば、それに合わせてクリニックも施術を行ってくれます。
もし脱毛時に心配な方は「レーザー出力の調整」に関しても、カウンセリング時に相談してみてください。
脱毛機器の中には「ほくろ治療」が可能なレーザーを照射する機種があるから
脱毛機器で照射するレーザーには様々な種類がありますが、その中でも有名なのが「アレキサンドライトレーザー」です。
実はこのレーザー、ほくろ治療の際にも使われているってご存知でしたか?
実際の治療はQスイッチ・アレキサンドライトレーザー(Q-ALEX)と呼ばれるものを使用しますが、根本的には脱毛時に照射するレーザーの仕組みと同じ。
ちなみにアレキサンドライトレーザーを照射する脱毛機器で有名なのは「ジェントルレーズ」「ジェントルレーズPRO」です。
ジェントルレーズ・ジェントルレーズPROを導入するクリニック
・湘南美容クリニック(ジェントルレーズ)
・ゴリラクリニック(ジェントルレーズPRO)
・メディエススキンクリニック(ジェントルレーズ)
・表参道スキンクリニック(ジェントルレーズ)
こんなにも多くのクリニックで導入されている脱毛機器なので、信頼性はバツグン。
もちろんヒゲ脱毛をしたからといって、必ずほくろが消える保証はありません。
しかし「ほくろも薄くしたい」という方は、なるべくジェントルレーズなどの機種で脱毛できるクリニックを探すのがオススメです。
ただし!どんなほくろでもヒゲ脱毛ができるとは限らない!
多くのクリニックでは基本的に「1~2mm程度のほくろ」であれば、通常時のレーザー出力で脱毛を行います。
しかし、その一方で脱毛を断られるようなほくろもあります。
では、一体どのようなほくろが脱毛できないとされるのでしょうか。
こんなほくろは要注意!脱毛前に相談しよう!
レーザー照射を避けなければならないほくろの特徴は下記の2つです。
・5mm以上のほくろの大きさ
・膨らんでいるほくろ
こういったほくろがある場合、基本的にレーザー照射は避けて行います。
そうでなければ、過剰なレーザー反応によりヤケドなどの肌トラブルを引き起こす可能性があるからです。
しかし、クリニックの中には上記で示したようなほくろでも「脱毛OK」と判断するところもあるかもしれません。
この場合も、できるだけシールなどで、ほくろを隠してレーザー照射を受けるようにしましょう。
なぜなら、この方が確実に安全な脱毛ができるからです。
これらの情報を踏まえて、カウンセリング時に医師とよく相談してみてくださいね。
ほくろが気になる時は2種類のヒゲ脱毛法から選ぼう!
さて、ここまで当たり前のように「ヒゲ脱毛」と言ってきましたが、ヒゲ脱毛には様々な種類があり、全く特徴が違います。
そして、その中で「安全にほくろ肌でも脱毛できる方法」でみると、選ぶべき脱毛方法は2種類に絞られます。
ほくろがあっても安全に脱毛できる方法
・医療脱毛
・ニードル脱毛
なぜこの2つの方法なのかというと「永久脱毛が可能」「医療機関で行うため診察や薬の処方が受けられる」などのメリットがあるからです。
もう少し、それぞれの特徴を見ていきましょう。
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基本的には医療脱毛がオススメ
2種類の脱毛方法がオススメ!とお伝えしましたが、特別な理由がない限り「医療脱毛」を選ぶようにしましょう。
医療脱毛であれば、数ある脱毛方法の中でも「脱毛効果」「痛み」「料金」などのバランスがとれており、コスパが一番高いからです。
ただし、ほくろへのレーザー照射が心配な方は脱毛機器の機種にもこだわる必要があります。
なぜなら脱毛機器の中には、ほくろ肌に向いている脱毛機器が存在するからです。
ほくろ肌への脱毛が「しやすい」機種
・メディオスターNeXTPRO
・ジェントルレーズ、ジェントルレーズ(PRO)
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メディオスターNeXTPRO
メディオスターNeXTPROは他の脱毛機器と違い、毛に含まれる黒い色素(メラニン色素)に反応するレーザーを照射しません。
つまり黒い部分には反応しないため、ほくろにもレーザーは反応しないということです。
では、メディオスターNeXTPROはどこに照射をするのか。
それは、従来の照射対象である毛乳頭(毛をつくり出すための組織)ではなく「バルジ領域」と呼ばれるところです。
バルジ領域は毛乳頭に比べて皮膚の浅いところに存在する組織のこと。
そのため他の脱毛機器と比べて、少し低いレーザー出力でも十分な熱エネルギーを届けることが可能なため、ヤケドなどのリスクも抑えた脱毛ができます。
メディオスターNeXTPROを導入するクリニック
ジェントルレーズ・ジェントルレーズ(PRO)
ジェントルレーズ・ジェントルレーズ(PRO)は冒頭でご紹介した通り、ほくろ治療でも使われるアレキサンドライトレーザーを照射。
したがって、小さいほくろであれば問題なく脱毛することができます。
ちなみにジェントルレーズとジェントルレーズPROの大きな違いは「照射範囲」にあります。
ジェントルレーズPROの方が1回あたりの照射範囲が広く、施術時間が短くなるメリットがあります。
ジェントルレーズPROはゴリラクリニック(リンク)で導入されているため「施術時間も短くしたい!」という方は利用を検討してみるといいでしょう。
ジェントルレーズ・ジェントルレーズPROを導入するクリニック
・湘南美容クリニック(ジェントルレーズ)
・ゴリラクリニック(ジェントルレーズPRO)
・メディエススキンクリニック(ジェントルレーズ)
・表参道スキンクリニック(ジェントルレーズ)
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ほくろからヒゲが生えている場合のみ「ニードル脱毛」がオススメ
医療脱毛に比べて、ニードル脱毛は「脱毛料金が高い」「脱毛時の痛みが激痛」といったデメリットがあります。
そのため、通常のヒゲ脱毛の方法としては一般的に普及していません。
ただ、ほくろが「ある条件」にあてはまる場合はニードル脱毛を選んだ方が良いです。
それは「ほくろからヒゲが生えている場合」です。
例えば、この時「医療脱毛のジェントルレーズを選んだ場合」を考えてみましょう。
黒い色素のみに反応するジェントルレーズだと、レーザーがほくろと毛に分散して照射されるため、脱毛効果が薄れる恐れがあります。
一方、ニードル脱毛は針を直接毛穴に刺し、電気を流して毛穴にダメージを与える脱毛方法です。
そのため、メラニン色素の有無に関係なく脱毛することができ、ほくろに毛があろうと脱毛効果は変わりません。
このような理由から「ほくろに毛が生えている場合」はニードル脱毛を選んだ方が良いと言えます。
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【朗報】ヒゲ脱毛後はほくろが薄くなる可能性アリ→体験談を語る
「ほくろがあってもヒゲ脱毛はこんな理由で大丈夫です!」と言われても、
「いやぁ、やっぱりまだ不安だなぁ…」という声もあるかもしれません。
そんな方のために、編集長のヒゲ脱毛の経験から「ほくろの照射部分」がどうなったのかをお伝えします。
「ほくろへの照射リスクは本当にないの!?」
「ほくろに照射した部分は一体どうなるの?」
さて、最終的にどうなったのでしょうか。
自分の場合、ほくろ部分に脱毛して副作用は全く無かった
確かに、ヒゲ脱毛時にはほくろの部分にもレーザー照射して反応した部分もありました。
ただ、脱毛時にほくろ部分が特別痛かったという感覚もないですし、ほくろが悪化したことも増えたことは一度も無いです。
ちなみに、この時ほんの少しだけほくろもかさぶたっぽくなりました。
これは個人差があるかもしれません。
そして!
僕の場合は顔のほくろが若干薄くなりました。(個人差があるのであくまで参考にしてください)
【体験談】これって、もしかしてほくろが薄くなった…?
上記で丸で囲っているほくろ、実は少し左下にあるほくろと同じ濃さでした。
ですが、脱毛回数を重ねるうちに、丸で囲われているほくろが薄くなっていくのは実感してました。
でも、これは個人差がある部分もあるため、100%全ての人に当てはまるわけではありません。
ただ、なぜこうなったのか少し気になりますよね。
そこで、ヒゲ脱毛後にほくろが薄くなる現象について調査してみました。
なぜヒゲ脱毛でほくろが薄くなる効果が期待できるの?
ヒゲ脱毛でほくろが薄くなる一番の理由、それはレーザーの仕組みにあります。
医療脱毛で使われるレーザーは、基本的に「毛の黒いメラニン色素」に反応するのが一般的。
このレーザーをほくろ部分へ照射した際、レーザーの熱エネルギーはほくろへも伝わり、やがてほくろは徐々に「かさぶた化→剥がれる」ことを繰り返す。
このレーザーによる「熱エネルギーの吸収→ほくろの破壊」のサイクルが脱毛時に起きていたということ。
これが「ほくろが薄くなる現象」のからくりだったのです。
ちなみに、ヒゲ脱毛を行う多くのクリニックでは、脱毛後にほくろが薄くなる現象については認知しているようです。
このようにクリニック側も公表をしていることから、ヒゲ脱毛でほくろが薄くなる現象は疑いようの無い事実であると言えますね。
【意外なメリット】ほくろが薄くなると、より「美肌」に見えやすい
ほくろが薄くなるメリットとしては「美肌に見える」ということが挙げられます。
美肌の人を思い浮かべてみると分かりますが、そういった人は「ほくろが少ない」という共通点があります。
なぜなら、顔全体でほくろが少ないほど、肌は白く見えやすい傾向にあるからです。
特に欧米では、ほくろが外見の評価に影響することを考慮し、子供のうちからほくろを除去するケースも多いです。
このように、日本だけでなく世界基準で見ても「ほくろが外見の印象を変える要素」であることが分かります。
もし、ヒゲ脱毛でほくろが薄くなった場合、このようなメリットがあることも忘れずに覚えておきましょう。
ヒゲ脱毛とほくろの関係についてよくある質問
ここからは「ヒゲ脱毛とほくろの関係」に関する疑問を解決していきます。
ヒゲ脱毛でほくろが増えることはあるの?
ヒゲ脱毛でほくろが増えることはありません。
なぜなら、ほくろの原因である「紫外線」と脱毛時の照射レーザーは全く別物だからです。
そもそも、ほくろは皮膚内部にあるメラノサイトが紫外線を受け取り、メラニン色素(黒い色素)を作る過程で生み出されるもの。
一方、ヒゲ脱毛で使われるレーザーは「赤外線」に近い波長のものであり、ほくろが生成される過程に影響を及ぼすことはありません。
したがって、レーザーを肌に照射しても、新たにほくろができることはないのです。
結構ほくろが多いけど、この場合でも脱毛できる?
レーザーの出力を抑えた脱毛であれば、基本的に大丈夫です。
ただし、これは「ほくろの量と範囲」によって、各クリニックの対応が変わります。
もし、心配な方はカウンセリング時に医師と相談してみましょう。
また脱毛前には「あらかじめほくろを除去しておく」という選択肢もあります。
この場合、ほくろの除去後に皮膚の状態が回復してからでないと脱毛ができないため注意が必要です。
ヒゲ脱毛時にほくろが膨らんで目立つって本当?
これは個人差があるものの、本当です。
ただし、これはあくまで「一時的な現象」だと思ってください。
かさぶたのようになったほくろは1〜2週間ほどで大体剥がれます。
ちなみに、このかさぶたのようになる理由に関しては「なぜヒゲ脱毛でほくろが薄くなる効果が期待できるの?」で詳しく解説しています。
ヒゲ脱毛によってほくろから皮膚ガンに悪化することはないの?
ヒゲ脱毛でほくろから皮膚ガンに悪化することはありません。
なぜなら「赤外線」に近い波長の脱毛レーザーは、皮膚ガンの主な原因である「紫外線」とは全く関係ないからです。
確かにヒゲ脱毛は毛根付近の細胞を破壊するため「皮膚の細胞に何か悪影響があるのでは…?」と思う方もいるでしょう。
ただ、クリニックなどの医療機関で使うレーザーは人体に悪影響が無いように作られています。
もっと細かく言うと、医療用のレーザーは太陽光(紫外線、可視光線、赤外線)のように、多数の光の中から「治療対象のみに効果を発揮する単波長の光」を人工的に取り出して作られています。
つまり、レーザー照射はピンポイントで施術対象を狙い撃ちできるため、他に影響を及ぼさないということ。
ですので、ヒゲ脱毛で皮膚ガンになるというのは「間違い」だと覚えておきましょう。
ヒゲ脱毛時にほくろの部分だけ特に痛くなったりしないの?
これは痛みの感じ方に個人差があるため一概には言えませんが、基本的に他の部位と痛みは変わりません。
というのも、医療脱毛は下記のようなポイントがあるからです。
・脱毛時はレーザーが照射された範囲全体で痛みを感じる
・影響がありそうなほくろはシールを貼って施術をする
・メディオスターNeXTPROなどの脱毛機器であれば、ほくろ自体に反応しない
ですので、ほくろ部分に対しての痛みは心配しなくて大丈夫です。
【まとめ】ほくろがあってもヒゲ脱毛は可能!心配する必要なし!
今回のまとめ
- ヒゲ脱毛はほくろがあってもできる!
- ただし!基本的には医療脱毛を選ぶべし!
- 医療機関であれば、ほくろへの影響に配慮した脱毛を受けることが可能!
基本的にほくろがあっても、ヒゲ脱毛は可能です。
ただし、ほくろは様々な種類があるため、最終的に施術が可能なのかは医師と相談してみないと分かりません。
ですので、もし「自分のほくろの場合、脱毛できるかな?」と不安な場合は、一度クリニックで相談してみましょう。
カウンセリングはお金がかからないため、無料で色々相談できます。
今悩んでモヤモヤし続けるのではなく、実際に診察を受けて不安をスッキリ解消していきましょう!
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